UNMANNED 無人駅の芸術祭/大井川

Artist

森繁哉  Shigeya Mori

大井川常民大学

抜里という地域の生活・民俗事象を検証すると共に展開されている芸術祭という固有な事象についても思考を巡らす場を、「地域学というあり方」「集落と芸術の接触」をテーマに考える。民俗学者である赤坂憲雄、奥会津書房の遠藤由美子の両氏を迎えての特別開催及び今後に向けての大井川常民大学の開校とし、4日間にわたって開催する。

 

<2月23日>
・「集落地図を描こう」みんなの集落遊び
講師:松村知紗(音楽家・舞踏家)

 

<2月25日>
・赤坂憲雄による「大井川常民大学開講記念公演」
講師:赤坂憲雄(民俗学者)

 

・対談 集落から芸術をみる
森繁哉(民俗学者・舞踏家)、大石歩真(無人駅の芸術祭主催)

 

<2月26日>
・奥会津からの提案
講師:遠藤由美子(奥会津書房代表)

 

各イベントの詳細はイベントページをご覧ください。

大井川常民大学開講のご案内をぜひお読みください >

設置場所

ゲストハウス・ヌクリハウス

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抜里版・竹取物語

古来より日本芸能にあっても、集落内の「裏山=能的場」と「河原=歌舞伎的場」は芸能活動を促し、そのことを醸成していく創造地であった。
こうした伝統的な芸の発生を、集落空間が生み出していく現代の芸術的活動に変換して、その作品を「集落=舞踏場」と位置付ける。芸術祭という場から、舞踏・芸術の起こりを考える。
2月24日公演。

設置場所

しまの竹やぶ(島田市川根町抜里1284-1)

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Artist profile

森繁哉

1947年山形県出身 山形県在住 民俗学者 舞踊作家 「巫座」代表
東北芸術工科大学教授、田園学舎学長歴任後、作家活動に入る。日本古来の身体技法を現代芸術に昇華した数多くの舞台作品で、現代日本の最高の舞踏スタイルを確立したとして、フランス、ドイツなどに招聘される。インタークロス賞など、受賞歴多数。
著書 「生命と舞踏」など多数。

 

《出演・演者》
武田白龍(普化宗尺八師範)/澤田邦弦(津軽三味線名取)
松村倭男(読経、巡礼導師)/森繁哉(田楽舞踏家、民俗学研究者)
松村知紗(画家、歌手、舞踏家)/早川知子(地域文化史研究科)/西脇清美(進行)他

CV

1968年 大蔵村役場勤務。大蔵村を拠点に舞踏・芸術活動を展開
1991年 大蔵村柳渕地区に「すすき野シアター」を開設。
1999年 「里山ダンス事務所」を設立
2000年 東北芸術工科大学教員
2001年 大蔵村柳渕地区に「南山村芸術学校」を開設
2007年 東北芸術工科大学こども芸術大学副校長
2011年 フリーの作家活動に入る

展示会等

〇舞台作品

「フクシマ -痛むものの声-」(2012年)
「精霊の王」(2009年)
「踊る瞽女唄」(2005年)
「フィリピンの花嫁」(1988年)

 

〇著書

「生命と舞踏」など多数。

その他

インタークロス賞
真壁仁賞

過去作品

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