Artist
東弘一郎 Koichiro Azuma
茶畑のサイクリスト
鑑賞者は防霜ファンからの視点で茶畑を一望でき、自転車を漕いで風車を回すことができる。また、作品の体験をすることで鑑賞者自身が景観の一部となる。
高速道路を降りて茶畑だらけの風景に一気に変わると、島田に入ったという実感が湧く。整えられた茶樹の独特な形状と、それを見守る防霜ファンが立ち並ぶ風景はとても美しい。作品を通じて地元の人々と訪れる人々の間での対話を促し、この美しい茶畑の風景をさらに愛してもらうきっかけとなればと思う。
Artist profile
東弘一郎
1998年 東京都生まれ
自転車と金属を組み合わせて、主に動く立体作品を制作している。サロン・ド・プランタン賞受賞。宮田亮平賞受賞。第24回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)入選。主な展示に大地の芸術祭2022、落山風藝術季(台湾) など
CV
2020年 東京藝術大学美術学部 先端芸術表現科卒業
2022年 東京藝術大学大学院 美術研究科 先端芸術表現専攻卒業
同大学院、博士課程に在学中。
株式会社あずま工房 代表取締役。
展示会等
2023.12 ピザ窯大煙突プロジェクト 〔茨城県日立市大みか町〕
2023.12 Connectivity Construction 〔韓国 光州〕
2023.12 2023落山風藝術季 -風的頻率- 〔台湾 屏東〕
2023.11 静岡アートビジョン 〔静岡 駿府の工房匠宿〕
2023.11 秋元雄史セレクション~ブレイク前夜 〔石川県金沢 ASTER〕
2023.09 東弘一郎個展 “MY PLAN”〔クマ財団ギャラリー〕
2023.09 KIAF SEOUL 2023 〔韓国 ソウル〕
2023.06 東弘一郎個展 “HANMA”〔アートフロントギャラリー〕
2023.04 東弘一郎個展 “デッカ・ハンマ・タイヤ・プロジェクト〔千葉県佐原 ギャラリーいなえ〕
2022.12 FUTURE SCAPE PROJECT 2023 〔横浜 象の鼻テラス〕
2022.09 KIAF SEOUL 2022 〔韓国 ソウル〕
2022.08 星と海の芸術祭 〔茨城県日立市大みか町〕
2022.06 SCUOLA GINZA SIX 〔GINZA SIX三原テラス〕
2022.04 越後妻有アートトリエンナーレ2022・大地の芸術祭〔新潟県十日町市〕
2022.03 Nakayama AIR Exhibition[中山法華経寺]
2021.07 大地の芸術祭「今年の越後妻有」〔新潟県十日町市〕
2021.04 Artistsʼ Breath―コロナ禍の中、アーティストはいま[市原湖畔美術館]
2021.02 第24回 岡本太郎現代芸術賞展 〔川崎市岡本太郎美術館〕
2020.09 文化庁メディア芸術祭連動企画「ART MEETS TOKYO」[MIYASHITA PARK sequence]
2020.09 LUMINE Meets Art AWARD 2019-2020 [ルミネ新宿 NEWMan Art WALL.]
2020.03 春のアート展[GINZA SIX 6F 蔦屋銀座アトリウム]
その他
2022.02 東京藝術大学 サロン・ド・プランタン賞(藝大首席) 受賞
2021.01 第24回 岡本太郎現代芸術賞 入選
2021.01 日本文化藝術奨学金 採択
2020.05 公益財団法人 クマ財団 クリエイター奨学金 4期生 採択
2018.05 東京藝術大学 宮田亮平奨学金賞
過去作品
風車輪
廻転する不在
無限車輪